著者等紹介
イー,ウォン・ハーバート[イー,ウォンハーバート][Yee,Wong Herbert]
ミシガン州に住み、そこで、子どものための本をたくさん書き、本の絵も描いている
小野原千鶴[オノハラチズル]
上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。幼少時代、アメリカに7年住む。商社勤務を経て、現在は英語、スペイン語の翻訳・通訳の仕事に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
4
「ネズミさんとモグラくん」シリーズ4。4話収録。季節は冬。雪が積もった日、遊びに誘っても寒いのが嫌いなモグラくんは反応が鈍い。どころか、行かないと言う。仕方なく雪遊び、そり遊びに出かけたネズミさんですが、ひとりで滑り、ひとりでモグラくんに似た雪だるまをこしらえてもおもしろくありません。そして寝ているモグラくんのマフラーや手袋を勝手に借りて雪だるまをカスタマイズ。そこからのふたりの気持ちの揺れや絡まりが丁寧に描写されていて、読みながらほくほくしました。冬の温かなお話でした。2023/02/02
Midori Matsuoka
3
ネズミさんとモグラくん、仲良しだけどネズミさんは雪遊びがしたくて、モグラくんは寝ていたい。 モグラくんと遊べないネズミさんは雪で新しいともだちを作ります。モグラくんのマフラーを巻いて手袋をつけると…仲良しのモグラくんそっくりに。さっそくネズミさんは新しいともだちとスケート遊びをします。ネズミさんが見慣れないヤツと遊びに行くのをみかけたモグラくんが後をつけてみると…。 ローベルさんのがまくんとかえるくんを彷彿させる2匹の仲の良い小さな生き物たちがユーモアたっぷりに描かれた楽しいお話。他のお話も読んでみたい。2021/02/14
7petit
2
ネズミさんとモグラくんの4冊目。雪がふって寒くっても 大好きな友だちといっしょなら 楽しいね!2012/12/27
mayuri(Toli)
1
ネズミさんとモグラくんシリーズ4。雪の降ったある雪の日のお話。雪の中遊んだりゆっくりしたりしていても、お互いの存在がないことに寂しさを感じて、最終的には2人で一緒に楽しむ2人の関係性が素敵です。なんでもない日常を楽しさと気づきでいっぱいにし合える友人なんて貴重だし、大切にしたいと思える唯一無二の友人だ。ひとりよりふたりで物事を楽しむことの素晴らしさを考えさせて、教えてくれる一冊。冬の挿絵が本の雰囲気をよく表していて素敵です。2025/05/15
チビクロ太
0
〔図書館〕2015/05/23