内容説明
サンダー族の族長ブルースターのあとを継いで族長になったファイヤハートの前には、新たな敵が…。部族を守ることはできるのか!?ウォーリアーズ1期最終巻。
著者等紹介
金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授。翻訳家
高林由香子[タカバヤシユカコ]
埼玉県生まれ。バンコクで育つ。早稲田大学商学部卒業後、外資系銀行勤務ののち、翻訳をはじめる。数々の絵本翻訳コンテスト、児童文学翻訳コンテストで受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェルナーの日記
211
第1部の最終巻。ファイヤーハートかばって亡くなった族長ブルースターに代わり、ファイヤーハートが新たな族長ファイヤースターとなる。しかし、シャドウ族のタイガースターはいまだ健在。彼の野望は4部族を統一し森全体を手中に収めること。タイガースターは手段を択ばずあらゆる手を使って野望を成し遂げようと画策する―― が?! 族長になってもファイヤースターの悩みは絶えない。少々心配症の気があるといっても過言じゃないが、大物になるにはたくさんの悩みが必要なのだろう…… ”みんな悩んで大きくなった――”と言うくらいだから。2019/05/04
Amy
18
ふう(>。<;)読み終わってもまだ余韻が残る。私は確信している。ファイヤーハートの宿敵はタイガークローだと。読んでいて、あれ?と思ったことがいくつかあった。きっと次からの布石に違いない。猫が九生を持つ話他の小説や漫画で見聞きしていたが、ここでのストーリー性は抜群に楽しかった。注文をつけるとしたら副題の日本語訳だ。しっくりこなかった。直訳かもっとふさわしい日本語があった気がする。2014/05/12
けいこ
2
★★★★★2021/10/06
isaribi11
1
飼い猫ラスティのふんわりファンタジーも人(猫)を率いる者の苦悩と孤独を描くまでに至った。膨れ上がる野望と策謀。森を揺るがす最終決戦ニャーマゲドン。その大団円を刮目してみるべし。 注)ニャーマゲドンという言葉は作中に出てきません。2017/06/03
Nao
1
このシリーズは友情によって裏切りや敵の種族から自分達を守るという物語であり、小中学生が読むには最適。野生を生き抜く猫たちから強さを教えられる。また、作者の猫の動きや心情の描写が秀逸。