内容説明
飼い猫だったラスティーは、野生猫の部族サンダー族に入り、ファイヤポーという名前になり見習いの生活を送っていた。そんな中、大きな戦いでめざましい活躍をしたファイヤポーは、戦士になりファイヤハートという名前を授かった。しかし、部族の中にはさまざまな問題があふれていて…。人間の知らない猫たちの物語。
著者等紹介
金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授。翻訳家
高林由香子[タカバヤシユカコ]
埼玉県生まれ。バンコクで育つ。早稲田大学商学部卒業後、外資系銀行勤務ののち、翻訳をはじめる。数々の絵本翻訳コンテスト、児童文学翻訳コンテストで受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェルナーの日記
204
本シリーズ3作目。獲物が少ない厳しい冬の季節が過ぎ去ろうとしていたが、雪解け水が大量に溢れだし辺り一面を水没する。ファイヤーハートの親友グレーストライプの禁じられた恋(他部族の猫と恋仲に)も深刻な状況に…… でも一番の懸念は、副長のタイガークローが暗躍し族長のブルースターを亡き者にして自分が族長にとって代わろうと画策していることだった。部族を襲う様々な問題に独りで立ち向かおうとするファイアハートは苦労の連続。元飼い猫だったという過去に、未だにわだかまりを持つファイヤハートは孤独感に苛まれていく。2019/04/14
Amy
19
表紙の絵の場面の意味が最後の最後にわかる。友情、愛情、信頼、が綯い交ぜになって哀しい…けれど、まだまだすべきことはたくさんある!がんばって!ファイヤーハート!!2014/05/04
kotaro
2
★★★★★★★★★☆2022/07/18
染チカ
2
再読。ブルースターが内部の裏切りに気付けなかったのは残念…。グレーストライプの子どもたちをめぐる争いはどうしても納得いかなかった。母親が死んだなら父親の部族が育てるべきではないのだろうか。2011/12/17
isaribi11
1
森の猫生活は大体うまくいかない!それは族長も下っ端ーズも同じこと。一難去ってまた一難。2017/04/23




