内容説明
不思議な青い光につつまれた古い洋館。ののかが見たものとは、何だったのか?キジとかわした約束とは?おさない日の記憶の底の秘密をめぐる時空をこえた物語。
著者等紹介
竹内もと代[タケウチモトヨ]
石川県に生まれる。近畿大学農学部卒業。『不思議の風ふく島』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『菜緒のふしぎ物語』(アリス館)は読書感想画中央コンクール指定図書。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会会員
岡本順[オカモトジュン]
1962年、愛知県に生まれる。児童書のさし絵や絵本の仕事で活躍。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そのじつ
13
「電脳コイル」というアニメ作品が大好きなのだが、そのアニメの絵が、この本の挿絵とソックリだったのが手に取ったきっかけだった。「電脳コイル」は小学生たちが主人公で、SFミステリ作品だったが、それもまた本作との共通点である。それともう一点、少女と少年の淡い恋の予感が、物語全体を甘くやさしく包んでいるところも似ている。(コイルファンの人が読んでピンとくるかは保証しない) 主人公・ののかには赤ん坊の頃からのおさななじみ・タケルがいた。ののかは最近おきたある事件から、タケルのことをまぶしく感じるようになっていた。2017/09/10
hautan
3
図書館本。お話は良くある感じなのだけど少し説明不足と言うか?約束の本当の意味が不明瞭な気がしました。思ったのと少し違うお話でした。平凡?(^_^;)★32016/05/24
にま
0
小学校4年生のののかが幼なじみのタケルと見かけたのは二本足で歩くふしぎな猫。その猫はののかが以前飼っていたねことそっくりでした。そして、ふたりは不思議な世界へ導かれます。心温まるファンタジーです。2009/02/21