内容説明
林先生は火山学者。日々、日本や世界を飛び回る。そのエネルギーの源は、料理やお菓子をつくること。キッチンに立っているうちに、すてきなアイデアひらめいた。大好きなチョコやココアを使い、火山の実験してみよう!めったに起きない噴火だけれど、火山のしくみがわかっていれば、あわてず、騒がず、落ち着いて、きっと危険をさけられる。そんな願いから生まれた本。
目次
1 火山って、何だろう?(火山というもの;火山と火山ではない山)
2 火山は噴火する(どっちがすごい、ガメラと噴火(ガメラが教えてくれるもの)
噴火はマグマが起こす ほか)
3 キッチン実験でたしかめよう、いろいろな噴火(チョコレートマグマで潜在溶岩ドーム実験!;牛乳でできるかな?火砕流実験 ほか)
4 人びとのくらしと火山の噴火(噴火はくりかえす;火山はきびしい―噴火の被害 ほか)
著者等紹介
林信太郎[ハヤシシンタロウ]
1956年に北海道、樽前火山のふもとで生まれた。秋田大学教育文化学部地学研究室教授、理学博士。専門は火山地質学、火山岩石学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
16
いつかの読みたかった本。児童書。火山の噴火によって発生する現象を、キッチンでお菓子を使いながら楽しく再現し、危険に備えることを目的とした本。だがしかし…地学を取らなかった自分には少し難しく。あわよくばもう少し挿絵が欲しい!火山が恐れだけでなく恵みを与える存在というのが具体的に知れたのは良かった(肥沃な平野、地熱、貯水,景観)2014年の御嶽山噴火より前に書かれた本作。この当時の「噴火は予測できる」から「水蒸気爆発型は予測が難しい、急な噴火に出会ったら?」に防災の形は変わっているので注意。2023/09/13
嘉歩
12
娘が通う小学校の校長先生が書かれた本を図書館で見つけたので借りてみました。教科書にも使われているらしい。親子で楽しめる本である。2015/07/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
第53回青少年読書感想文コンクール課題図書 中学生 美味しそうな実験が載っています。子どもたちに分かりやすいような火山の解説の中に実験が入っているので、興味をひくことはありますが、メインではありません。火山国日本、上手く付き合っていかなくてはならないし、万が一の災害に備えることも大事ですね。2018/12/18
あーさん☆㊗️天久鷹央実写化!環奈ちゃん最高です!(≧▽≦)
7
実験したい!2017/10/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
教育出版国語 4年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書著者掲載本】2015/06/19