出版社内容情報
プラスチックは軽くて安くてじょうぶで便利なもの。でも環境ホルモンが出たり、燃やすとダイオキシンがでたりと問題も多い。プラスチックを分子模型からさぐる。 小学校高学年~中学生
内容説明
プラスチックは人間がつくりだした便利ですぐれたもの。でも、燃やすと有害物質をだすし、うめてもくさらないのでこまる。プラスチックは、分子から見ると、かんたんにわかる。小学校高学年以上。
目次
日用品の材料くらべ
いろいろなプラスチック製品
「ポリ」って、なに?
「ペット」って、なに?
トイレと発泡スチロール
いろいろなプラスチックの正体
プラスチックと石油
プラスチック製品のつくりかた
熱とプラスチック
環境のなかのプラスチック
燃やすとどうなる
プラスチックのリサイクル
プラスチックとのつきあいかた
ゴミの山が宝の山へ
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
吉村七郎[ヨシムラシチロウ]
科学・環境教育研究家。1926年東京で生まれる。秋田鉱専冶金科卒。和歌山県中学校で理科、東京私立暁星小学校理科専科。国立教育研究所科学教育研究センター共同研究員、千葉大学教育学部非常勤講師などを歴任。仮説実験授業研究会発足当初より科学の授業書を作成。長年環境関係の授業書作成と、環境意識の高揚のための講演活動・環境とリサイクルの実践活動に関わる
由良文隆[ユラフミタカ]
川崎市立南加瀬中学校教諭。1954年東京生まれ。川崎市で育つ。高校時代に公害病の友人を見て大好きな化学が公害を生んだと悩む。「化学は公害を生んだが、その公害を解決できるのも化学である」と聞き悩みが解消、化学の勉強を続ける。東京理科大学大学院修士課程修了。専攻は化学。1979年神奈川県立瀬谷養護学校の教員となる。1983年創刊された『たのしい授業』を通して“仮説実験授業”に出会う。同年川崎市立中学校の理科教員となる。仮説実験授業研究会会員
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