出版社内容情報
10円玉は電気を通す。アルミ箔はどうだろう? かんたんな実験から金属の性質と、人間と金属とのかかわり、資源としての魅力とリサイクルの現状をさぐる。 小学校高学年~中学生
内容説明
金属って、どんなもの?原子・分子から見ると、それがよくわかる。人間と金属とのつきあいかた、資源の利用、環境とのかかわり、鉄やアルミニウムのリサイクルをさぐる。小学校高学年以上。
目次
身のまわりにある金属
コインの金属しらべ
金属とは何か
原子の多くは金属原子
金属でいちばんの宝物は?
鉄は重工業の基本
鉄づくりによる自然破壊
まぼろしの金属・アルミニウム
アルミニウムの工業化と自然破壊
生命と金属
飛躍的に増えた新素材
カンで考えるリサイクル社会
金属のリサイクルのこころみ
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
吉村七郎[ヨシムラシチロウ]
科学・環境教育研究家。1926年東京で生まれる。秋田鉱専冶金科卒。和歌山県中学校で理科、東京私立暁星小学校理科専科。国立教育研究所科学教育研究センター共同研究員、千葉大学教育学部非常勤講師などを歴任。仮説実験授業研究会発足当初より科学の授業書を作成。長年環境関係の授業書作成と、環境意識の高揚のための講演活動・環境とリサイクルの実践活動に関わる
松崎重広[マツザキシゲヒロ]
西尾市立寺津小学校教諭・仮説実験授業研究会会員。1948年愛知県西尾市に生まれる。1971年愛知教育大学数学科卒業。教師になると同時に、仮説実験授業を知り、西尾仮説サークルの創設に参加。それ以来、“楽しく勉強、えがおの毎日”をめざし、授業の実践研究に熱中
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