出版社内容情報
水はエネルギーになるわけではないし、身体をつくっているわけでもない。なのに水なしには生きていけない。水の持つふしぎな性質を分子模型からさぐっていく。 小学校高学年~中学生
内容説明
水は資源として貴重なだけでなく、地球上を循環して、クルマのようにいろいろなものを運んでいる。海と陸地から動植物の体内まで、水の働きを通じて環境を考える。小学校高学年以上。
目次
水の分子「赤パンツくん」
赤ンツくんは変わり者
ものをよく溶かす赤パンツくん
からだのなかの赤パンツくん
木や草と赤パンツくん
地球をめぐる赤パンツくん
赤パンツくんは地形をつくる
天気と赤パンツくん
森と赤パンツくん
田や畑と赤パンツくん
工業と赤パンツくん
くらしと赤パンツくん
赤パンツくんは無限にはない
赤パンツくんはみんなのクルマ
地球は水の惑星
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
吉村七郎[ヨシムラシチロウ]
科学・環境教育研究家。1926年東京で生まれる。秋田鉱専冶金科卒。和歌山県中学校で理科、東京私立暁星小学校理科専科。国立教育研究所科学教育研究センター共同研究員、千葉大学教育学部非常勤講師などを歴任。仮説実験授業研究会発足当初より科学の授業書を作成。長年環境関係の授業書作成と、環境意識の高揚のための講演活動・環境とリサイクルの実践活動に関わる
城雄二[シロユウジ]
元広島大学助教授。1941年東京で生まれる。広島大学に入学し、物理化学の研究をして、1969年理学博士の学位を得て、広島大学教育学部に勤める。1971年に“仮説実験授業”と出会い、環境や化学に関連した授業書をつくる。1992年広島大学を辞め、以後、自然と人為の調和した楽しい暮らしや学びの場を探って、「ホントはどうか」で農的暮らしを実践。現在、静岡県掛川市在住
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