出版社内容情報
空気を1億倍に拡大したら…。大気汚染や酸性雨、地球温暖化、オゾン層の破壊まで、かんたんな実験と空気の分子模型を駆使して、根本からわかりやすく解説。 小学校高学年~中学生
内容説明
酸素や二酸化炭素など、空気の分子の模型をつくると空気が見えてくる。かんたんな実験で地球温暖化や大気汚染の原因がわかる。大気の環境問題を解決するには、どんな方法があるか。小学校高学年以上。
目次
空気は何でできているか
空気儀=空気の模型
空気中の水分子
空気中の二酸化炭素の量
二酸化炭素や酸素の功罪
地球の大気と生きもの
空気のよごれのもと
酸性雨
地球温暖化
人間が増やした二酸化炭素
オゾン層の破壊
空気をよごさないくふう
空気はどこまであるの?
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
吉村七郎[ヨシムラシチロウ]
科学・環境教育研究家。1926年東京で生まれる。秋田鉱専冶金科卒。和歌山県中学校で理科、東京私立暁星小学校理科専科。国立教育研究所科学教育研究センター共同研究員、千葉大学教育学部非常勤講師などを歴任。仮説実験授業研究会発足当初より科学の授業書を作成。長年環境関係の授業書作成と、環境意識の高揚のための講演活動・環境とリサイクルの実践活動に関わる
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