出版社内容情報
環境を知るには、だれかのウンコはだれかの食べモノになる、それはめぐりめぐって自分自身に帰ってくるという循環の考え方が大切。自然と社会の循環をさぐる。 小学校高学年~中学生
内容説明
フンコロガシが馬のフンを食べるように、自然のなかでは、ものが「食べモノとウンコ」のように循環している。人間だけでなく、家庭にも社会にも地球にも「食べモノとウンコ」がある。小学校高学年以上。
目次
動物の「食べモノ」は?
動物の「ウンコ」は?
植物の「食べモノ」と「ウンコ」
土の中の「食べモノ」と「ウンコ」
微生物の「食べモノ」と「ウンコ」
「ウンコ」はだれかの「食べモノ」
みんながいて自分がいて
家庭の「食べモノ」と「ウンコ」
地域の「食べモノ」と「ウンコ」
社会の活動が自然をうわまわる
社会の「ウンコ」のあとしまつ
地球環境の今と問題点
資源とリサイクル
循環型の社会への道
いつまでもステキな地球で
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
吉村七郎[ヨシムラシチロウ]
科学・環境教育研究家。1926年東京で生まれる。秋田鉱専冶金科卒。和歌山県中学校で理科、東京私立暁星小学校理科専科。国立教育研究所科学教育研究センター共同研究員、千葉大学教育学部非常勤講師などを歴任。仮説実験授業研究会発足当初より科学の授業書を作成。長年環境関係の授業書作成と、環境意識の高揚のための講演活動・環境とリサイクルの実践活動に関わる
城雄二[シロユウジ]
元広島大学助教授。1941年東京で生まれる。広島大学に入学し、物理化学の研究をして、1969年理学博士の学位を得て、広島大学教育学部に勤める。1971年に“仮説実験授業”と出会い、環境や化学に関連した授業書をつくる。1992年広島大学を辞め、以後、自然と人為の調和した楽しい暮らしや学びの場を探って、「ホントはどうか」で農的暮らしを実践。現在、静岡県掛川市在住
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