出版社内容情報
きもののルーツや、暑い東南アジアの衣服、1枚の布をまくだけのサリーなど、アジアの民族衣装についての話を紹介。 小学校高学年~中学生
内容説明
9巻では、アジアの国々の衣服を紹介しています。日本独特と思っていた「きもの」ににた服がヒマラヤの山のなかの国ブータンにあったり、アジアでもヨーロッパのドレスのような服が着られていたりと、いろいろな発見があるでしょう。「着てみよう」のコーナーでは、日本のきもの、インドの「サリー」などを紹介しています。
目次
1 日本の民族衣装、きものの歴史―日本
2 わたしたちの生活ときもの―日本
3 アイヌ・沖縄・近くの国の衣服―日本、朝鮮半島、モンゴル
4 中国には民族衣装がいっぱい―中国
5 チベットにもある前合わせ服―チベット自治区(中国)、ブータン
6 ヨーロッパの影響を受けた服―東南アジア1
7 暑い国のすずしい民族衣装―東南アジア2
8 インドと周辺の国の衣服―インド、パキスタン
9 イスラム教を信じる国の衣服―イスラム圏
10 多くの国に影響をあたえた衣服―トルコ
著者等紹介
石山彰[イシヤマアキラ]
文化女子大学名誉教授。1918年山形県で生まれる。東京美術学校(現東京芸術大学)工芸科図案部で学ぶ。ヨーロッパの服装の歴史と民族服を専門に研究している。’51年東京芸術大学美術学部講師、’54年お茶の水女子大学家政学部講師、助教授をへて、お茶の水女子大学教授。家政学部被服学科で、服飾意匠学(服のデザインにかんしての学問)を教えているうちに、しだいに服飾の歴史や民族衣装に興味をもつようになる。’70年に文化女子大学家政学部教授、’94年に同大学名誉教授、2000年に服飾文化学会会長になる
久保田陽子[クボタヨウコ]
1959年東京で生まれる。聖心女子大卒業後、大学の研究室に勤務するいっぽうで、翻訳、ライティングの仕事を開始。衣食住をはじめ、宗教、科学、健康など、さまざまな分野に興味をもつ
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