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文学の森
ノーラ、12歳の秋

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784338174077
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8397

出版社内容情報

新学期になり登校すると、親友のサビーナはファニーとばかり一緒にいて、ノーラを無視している。ノーラに近づいてくるのは、きらわれものでださいカーリンだけ。思春期の少女たちの心の揺れ、友情、いじめ、家庭問題を繊細に綴るスウェーデン新進作家の物語。   小学校高学年~中学生

内容説明

夏休みがおわり、新学期がはじまった。ひさしぶりに学校にいったノーラは、幼なじみで親友のサビーナがファニーと仲よくしているのをみて、とまどう。クラスの中で浮いてしまったノーラに近づいてきたのは、だれからも相手にされない、くそまじめなカーリン。―そして、ゲームがはじまった。現代を生きる女の子たちの姿を等身大で描く心に響く物語。

著者等紹介

トール,アニカ[トール,アニカ][Thor,Annika]
1950年スウェーデンのヨーテボルイに生まれる。図書館員やフリーライターとして働いた後、1996年にデビュー作『海の島』でドイツ児童文学賞を、続編の『海の深み』でニルス・ホルゲション賞を、さらにシリーズ四部作にたいして2000年にコルチャック賞を受賞。また『ノーラ、12歳の秋』で、その年の最もすぐれた子どもの本におくられるアウグスト賞を、さらに全功績にたいして1999年に北欧学校図書館員協会賞を、2000年にリンドグレーン賞を受賞。スウェーデン在住

菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年東京都に生まれる。慶応義塾大学卒業。現在、北欧児童書の翻訳で活躍。横浜市在住

高橋和枝[タカハシカズエ]
1971年神奈川県に生まれる。東京学芸大学教育学部美術科卒業。ステーショナリーデザインの仕事を経て、現在フリーのイラストレーターとして活躍。横浜市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イケメンつんちゃ

26
尾崎豊 同級生の彼 残念ながら若い時におなくなりに この支配からの卒業 出来ないまま老人に 彼の誕生日 いゃーあ面白かった 久々の超問題作 北欧倶楽部 バロー系パン屋か ムーミン フィンランドか アンデルセン デンマークか 安城 日本のデンマークか オスロ ノルウェーの森進一か 川上麻衣子 スウェーデンハウス 正解正解三好清海入道 スウェーデンの児童文学 やっぱり 海外は進んでいる どろどろした人間関係 ただただおぞましい 陰湿ないじめ 間違った選択は思わぬ方向に 良かった生きて帰れて 京都2歳ステークス2024/11/29

七色一味

26
読破。息苦しくて、情けなくて、容赦がない。12歳と言うとフィンランドでも日本と同じく小学校6年生、子供が、子供ゆえの残忍性や被虐性を発揮するあたりか。重苦しいラスト、ほんの僅かな光明が見て取れるあたりに、少しだけ救われたような気分になった。2017/04/22

星落秋風五丈原

26
自分と仲良しだった友人がクラスの女王様みたいな女の子と仲良くなったことに嫉妬したノ―ラがあるパーティで起こってしまった事について回想しながら書いている。謝罪したノ―ラの前にドアがおそらく開かれることを示唆して終わる。子供だけでなくそれぞれの家庭環境もしっかりおさえて書かれている。2005/02/06

あーちゃん

14
12歳がこんなに辛いなんて… (去年12歳だった自分(笑)) 色々とリアル‪2020/12/08

ぽけっとももんが

8
これはもう、リアルだ。スウェーデンに限らず日本でも、思春期の女の子たちの不安定さは変わらない。ことに身体的、精神的な成長に個人差があるこの時期はまさにこんな感じだろう。まだまだこどもっぽい子も異性に関心を持ち始めた子も同じ場所にいる。突然仲間はずれにされたノーラは仲良しだったサビーナとの友情を取り戻したいと思い、ひとりぼっちのカーリンはそんなノーラと仲良くしたい。カーリンもただのいい子ではなく手持ちのカードを有利に使おうとする。しかし家庭に問題のある子の背負わされる荷物が重くなるのは仕方ないことなのか。2019/10/06

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