出版社内容情報
マンジュシャゲ,ジゴクバナなど,いろいろな名前を持つヒガンバナ。約2000もの名前をもつヒガンバナの,かくされたひみつを民俗学的に紹介。 小学校中学年~高学年
内容説明
ヒガンバナのひみつに、科学的・民俗学的にせまる!!気温の変化で花をさかせる不思議なヒガンバナ。楽しいあそびもいっぱい!!ヒガンバナの球根には、毒があるんだって!!ききんのときの、ヒガンバナのすごい役割って…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
95
ヒガンバナのひみつをかこさとしさんが詳しく調べわかりやすく描かれている。なんといっても600以上ある名前の多さにびっくり‼︎美しくも毒々しいイメージがあったけど思ってた以上に色んな側面を持ってたヒガンバナ。奥深い花でした。2019/09/26
kaizen@名古屋de朝活読書会
82
北海道で八月から、本州中部で9月下旬頃に咲く花。旧暦の秋の彼岸。曼珠沙華はサンスクリット(ぼん語)で美しい赤い花(ちなみに曼陀羅華は、美しい白い花、チョウセンアサガオ)。花がさいている時に葉がない。球根には毒が、すりおろして貼ると薬に、水にさらすと毒だけとけ流して食べることも。方言は日本方言大辞典、日本植物方言集を参考。2013/10/09
yomineko@猫と共に生きる
68
梵語で曼珠沙華←日本語だと思っていた!他にも呼び名があり、葉がないからハッカケバナ、お盆に咲くからボンバナ、お墓の周りで策からソーシキバナ、触ると痺れるからジゴクバナ、毒があるからドクバナと呼ばれる反面薬にもなるからクスリバナ。球根を水にさらすと毒が抜けるからシロイモチと呼ばれ飢饉の時の非常食になっていた。彼岸花って凄い!!!2023/10/24
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
ヒガンバナの楽しいひみつ、怖いひみつについて詳しく書かれている。ヒガンバナが608の名前があるのにまずはビックリ。そして、毒花だけど、薬や非常食になったり、奥が深い植物だという事でヒガンバナを見る目が変わりそう。一日の最低気温が18~20℃になると咲き始めるようで、桜と違い北の方から咲き始める。ヒガンバナにスポットを当て、より詳しく分かりやすく解説されている加古さんも素晴らしい。2019/10/13
sofia
37
なんだ!この「ひみつ」のすごさは!2018/10/30