内容説明
両親は画家、だからきょうだいの名前はみんな、カラーチャートに載っている。でも、サフランの名前だけ見つからない!おじいちゃんの遺言と夢のかけら、友達の手助けでサフィーの自分探しの旅がはじまった!カラフルでパワフルなカッソン家をめぐるウィットブレッド賞受賞作。
著者等紹介
マッカイ,ヒラリー[マッカイ,ヒラリー][McKay,Hilary]
イギリスのリンカーンシャー、ボストン生まれ。セント・アンドリュース大学で動物学と植物学を学ぶ。デビュー作『夏休みは大さわぎ』(評論社)で、1992年度ガーディアン賞を受賞。『サフィーの天使』で2002年度ウィットブレッド賞(児童文学部門)を受賞。現在、夫とふたりの子どもと共にダービシャー在住
冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学などの翻訳、紹介に従事。鎌倉市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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timeturner
3
登場人物がみんな変わり者すぎて、おまけにいい人すぎて現実離れしているのに、なぜかとてもリアル。誰でも心の中にもっている「こうでありたい」「こうなれたらいいなあ」という思いが形になっているからかも。ティーンエイジャーのときに読んだら夢中になったと思う。もちろん、いま読んでもすごく楽しい。2014/06/07
ねがい
1
愛すべき家族。★★★★★2009/02/12
くもりーな
1
久々に面白い児童書に遭遇2008/09/11
みみこ
0
足りないものだらけだけれど、それぞれが満ち足りた思いを持てる話だった。2014/09/03
そら@真面目にダイエット中
0
ある日、自分が養子であることを知り、自分だけ家族じゃないんだと疎外感を感じながらも、自分探しに奮闘する女の子の物語です。母親の死、父親が誰だか分からない、今まで本当の家族だと思っていた両親と兄弟、おじいちゃんの死など、かなり重いテーマではあるものの、軽い雰囲気があるので、重苦しくならずに読めます。2010/01/31
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- 野望の王国 完全版 15