内容説明
パブロのゆめは、てんらんかいに絵をだすことでした。でも、さっぱりうまくゆきません。おもったようにかけないのです。「ああ、だめだスランプだ」パブロはためいきをつくばかり…。
著者等紹介
きたむらさとし[キタムラサトシ]
喜多村惠。1956年、東京に生まれる。1979年はじめてイギリスに渡り、その数年後よりイギリスで絵本を作り始める。ハーウィン・オラムとのコンビで作った『ぼくはおこった』でイギリスの新人画家におくられるマザーグース賞、絵本にっぽん賞を受賞。1983年よりロンドンに住み、絵本作家、イラストレーターとして活躍。コリン・マクノートン文/柴田元幸訳『ふつうに学校にいくふつうの日』が第11回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Cinejazz
15
〝ここは、動物のアートクラブ。もうすぐ展覧会です。<ゾウのパブロ>の夢は、展覧会に絵を出すことでした。けれど、さっぱり上手く描けないのです。「ああ、ダメだ、スランプだ」と溜息をつくばかりでした〟「気分をかえて、外に出て風景でも書いてみたら?」と<ライオンのレオナルド>らの勧めに応じたパブロでしたが・・・。1983年よりロンドンに住み、イギリスの新人画家に贈られるマザ-グ-ス賞、絵本にっぽん賞を受賞した絵本作家でイラストレ-タ-の<きたむらさとしサン>による愉快な動物アートの絵本です。2023/01/24
いっちゃん
11
動物が可愛い。自分が描いた絵じゃないのに、展覧会出して大丈夫?って思ってたらちゃんとうまく描けてた!2015/11/02
遠い日
10
描けないスランプに突入の絵描きのゾウ、パブロ。気晴らしに出かけた野原でのスケッチの途中、夢でアイデアを得る。最後のページからは、嘘か真かといった問いかけがあって、なお楽しい。2015/07/24
hana@笑顔満開のわくわく探索人
4
あ、そういうオチね!パブロくん、著作権大丈夫?とか思っちゃった(笑) 夢かなってよかった!2016/11/20
ととろ
4
すごくいい!(笑)きたむらさとしさん、いいですね。絵が好きだし、内容も面白い。最後にほらほら、モデルさんたちもちゃんと見に来てますよ!2011/10/22