内容説明
あたし、きめた。スパイになる!デイジーは、くろいペンではなのしたにひげをかき、サングラスをかけました。もうデイジーではありません。スパイの「006チョット」なのです。
著者等紹介
グレイ,ケス[グレイ,ケス][Gray,Kes]
1960年イギリスのチェルムフォードに生まれる。ケント大学卒業後、コピーライターとして活躍。『ちゃんとたべなさい』(小峰書店)で、イギリスの子どもたちが選ぶ2001年度チルドレンズ・ブック賞絵本賞と大賞を、2001年シェフィールド児童図書賞を受賞
シャラット,ニック[シャラット,ニック][Sharratt,Nick]
1962年イギリスのロンドンに生まれる。美術学校を卒業後、雑誌や児童書のイラストレーターとして活躍
よしがみきょうた[ヨシガミキョウタ]
本名・吉上恭太。1957年東京都に生まれる。週刊誌、児童書編集を経て、現在は翻訳、編集、小説、音楽など様々な分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
97
女の子でいるよりスパイになりたくなったデイジーは、黒いペンで鼻の下にひげを描き、サングラスをかけコードネーム『006チョット』になりました。スパイと言えば暗号。愛猫にも友だちにもご近所さんにも暗号で話しかけることにしたのですが、問題は誰もスパイじゃないので、コミュニケーションができない……。ノリの良いママが男前♪ 微笑ましい母娘の対話に癒やされます。イギリス生まれの絵本でシリーズになっているようです。2007年1月初版。2016/02/28
たまきら
31
母娘で読むのにとってもいい絵本です。シリーズなので次のも楽しみ。しかし、拈華微笑ってグローバルよね。2019/05/01
しぃ
24
7歳、スパイが何なのかよく分からなかったようですが、何やら楽しい雰囲気なのは伝わった様子。このシリーズはお母さんが子ども心を忘れない人でとっても素敵。見習いたい。2016/02/22
Cinejazz
19
デイジ-は決めた 「あたしは、スパイ<006チョット>になる!」と。 サングラスをかけ、ペンで口髭を書き、ママの部屋からスパイ道具(ブラシとドライヤ-、香水)を捜しだす。怪しい顔をして、台所に潜入する。「あら! デイジ-晩ご飯なにがいい?」とママの問いに、<006チョット>は暗号で応える「今夜、駝鳥がトマトソ-スの海を泳ぐぞ」。スパイなら誰でも解る〝鳥のから揚げにケチャップをたっぷりかけてね〟という意味である。だが誰も暗号を解けず、近寄らない。そこへ<0021チョット>が登場 「晩ご飯に会おう!」・・・2022/07/19
そうさん
12
デイジーのシリーズは他にも読んでいるのだが、スパイ自体をよくわかっておらず、スパイとは何かを説明してもいまいち…。何でヒゲがあるのとは言って笑っていたけど。2020/03/01
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