出版社内容情報
みどりは,ある日ペレットという小さなプラスチックのつぶに興味を持った。子ども自身が参加できる環境問題をテーマの科学読み物。 小学校高学年~中学生
内容説明
海辺にはさまざまなものが、波に打ち寄せられます。貝や海草、遠い島から流れ着いたヤシの実のような木の実もあります。でも、海辺に多いのは、じつは、人間がすてたゴミです。この本の主人公のみどりは、ふとしたことから、ペレットが海辺にたくさんあることを知り、それが、プラスチック製品のもとになるものだと教えられます。そこから、みどりのペレットさがしがはじまります。さあ、いっしょにペレットをさがしにゆきましょう。
目次
1 海からの贈り物
2 小島さんのクリーンアップ活動
3 いろいろな海辺
4 はじめての漂着ペレット調査
5 いろいろなプラスチック
6 ペレットはどうやってつくるの
7 ペレットはなぜ海辺に流れ着くの
8 ペレットの流出を防ぐ
9 インターネットのおばさんを訪ねる
10 みんなで海辺にいってみよう
著者等紹介
大竹千代子[オオタケチヨコ]
1944年生まれ。東京都立大学理学部化学科卒業。(株)資生堂化学研究所を経て、1980年より東洋大学短期大学非常勤講師を務めるとともに、1991年には国立衛生試験所(現国立医薬品食品衛生研究所)化学物質情報部に入所。研究員として化学物質の安全性にかかわる仕事に携わる一方、NGOの協力をえて海外漂着ペレットの調査を行っている。長年、環境情報の普及と教育に携わってきた。主な編・著・訳書に、『日本環境図譜』正・続大竹千代子編集・半谷高久監修(共立出版1978、1982)、『新しい生活と科学―物質の流れを中心に―』(開成出版1989)、『地球の科学汚染―UNEPレポート』共訳(開成出版1993)、『生活と科学―化学物質の安全性を考える』共著(開成出版1995)、「生活の中の化学物質」著(実教出版1999)、『くらしの中の化学物質全3巻』指導(小峰書店1999)など多数ある
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