出版社内容情報
キキー! うんてんしのまついさんが急ブレーキをかけました。なんと線路に,小さなくまの子がたおれていたのです。 幼児~小学校低学年
内容説明
やまのてつどうに、くまごろうというなまえの、えきができたんだって。どうしてかな?そのわけを、これからおはなしします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
27
くまごろうという名前の駅。どうしてそのような名前がついたかが明らかになります。汽車が最近好きな息子。シュッポシュッポと嬉しそうに聞いていました。そして登場するお猿さんを見て、ジョージ!!と一番興奮していました(笑)2020/02/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
発電所のダムを作る時に、山の谷あいにできた鉄道には3つの駅があります。ふもと駅・ダム駅・展望台駅。ある朝大岩の角まで走ってきた小さな機関車の運転士まついさんは、急停車します。車掌のもりさんと駆け寄るとくまの子どもが!二人は機関車に乗せて動き出します。くまの子どもを心配そうに見ている森の動物たち…。本当にあるようなおはなしでした。2020/03/06
遠い日
5
なんともほのぼの、やさしいお話。山奥の谷間の小さな蒸気機関車と動物たちの物語。小さな客車と貨車を引っぱる機関車の機関士と車掌さんの親切が、山の動物たちを元気づける。力強い機関車は、動物たちの憧れだ。やがてできた小さな駅の意味が、ほほえましい。2014/11/04
千尋
5
『のりものえほん』シリーズ*山奥の小さな蒸気機関車の物語*ある日、蒸気機関車の運転士のまついさんと車掌のもりさんが小さなくまのくまごろうが倒れていたので助けます*挿絵がとても綺麗で、のどかで懐かしい感じになります*2012/02/05
こどもふみちゃん
3
ある日蒸気機関車が山奥の谷間を走っていると、線路の上で弱っている「くまごろう」がいました。そのまま連れていかれた「くまごろう」は、翌日元気な姿で戻ってきます。以来、山の仲間達の人気となったその場所に駅ができ…。いいお話。(^-^)4・5・6・7・8歳向け。2011/06/17