内容説明
新学習指導要領・社会科の改定の要点・目標を詳しく解説し、各単元の指導計画と授業構想を公開する。本書は、「基準を基に柔軟に展開する授業の創造」「調べたことを基に考える力を育成する授業の創造」の二点を重視して編集した。
目次
第1章 新社会科の授業構想の理論(第6学年改善の要点;指導計画作成の基本;学習指導の改善)
第2章 新社会科の授業こう教える(古墳と常陸国風土記の世界;貴族の生活と藤原道長;源頼朝と武士の世の中;織田・豊臣の天下の統一;江戸幕府の成立と徳川家康;大名行列と徳川家光;杉田玄白と新しい学問;江戸から明治へ;日清・日露の戦争;条約改正;我が国に関わる第二次世界大戦;政治の働きと国民の生活―地域の開発;日本とつながりが深い国々;国際連合の働きと世界の平和)
著者等紹介
高野尚好[コウヤナオヨシ]
筑波大学教授。社会科教育学・教育課程学。1939年茨城県生まれ。東京教育大学大学院博士課程中退。国立教育研究所研究員、文部省初等中等教育局小学校課教科調査官(社会科担当)を経て、’91年より現職。昭和52年告示及び平成元年告示学習指導要領改訂に従事。編著書等に「新社会科の授業構想(全4巻)」「新教育課程と学校運営の改善」「366日話題辞典」「ズームアップ・日本の歴史・マルチアングル資料館(平成10年度文部省学習用ソフトウェア研究開発)」他
小林賢司[コバヤシケンジ]
1944年東京都生まれ。埼玉大学教育学部小学校課程卒業。東京都北区稲田小学校、台東区根岸小学校を経て、豊島区教育委員会指導主事。その後、東京都立教育研究所指導主事、同主任指導主事、中野区立鷺宮小学校長、江戸川区教育委員会指導室長を務める。現在、北区豊島西小学校長。著書に「すべての子どもに確かな授業を」「人間を考える社会科の授業」「主任の仕事―教育評価・通知表づくりのマニュアル」他
寺崎千秋[テラサキチアキ]
東京都練馬区立開進第三小学校長。1946年東京都生まれ。東京学芸大学中等教育課程・社会科卒業。公立小学校、東京都教育委員会指導主事、同主任指導主事、都立教育研究所教科研究部長を経て’97年より現職。編著書に「子どものよさが生きる社会科」「社会科新授業計画」「総合的な学習の創造」「特色ある学校をどう創るか」「改訂対応・小学校新教育課程編成の手引」他
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