内容説明
「自分は将来、どんな職業につき、どんなことで世のため人のために貢献しようとするのか」「自分の素質をどういかし、能力をどう磨けばよいのか」一人ひとりの将来に関わる最重要なことがら、生きるめあてを決めその方向と内容についての強く深い思索と研究を進める学び。これこそが夢多き年頃の中学生にとって、最も重要かつ必要な学びである。何のために多くの知識を理解し、固有の能力を磨くのか、その根元のところを思索する学び。本書では、その学びを具体化する全く新しい教育方法「グローバル・ドリーム・ビジョン」を提言し、「ネイチャードリームビジョン」「ワールドドリームビジョン」「ヒューマンドリームビジョン」「パーソナルドリームビジョン」という四つのステップを解説した。
目次
1 自然の生命にふれる
2 このままでは地球が危ない―地球環境を守る
3 歴史を創った苦難の生涯・先人の人生に学ぶ
4 地球社会にどう貢献するのか―自らの人生のあり方を考える
5 GDV学習がもたらしたもの
6 GDV学習の源流―読書感想画の内容とその指導
著者等紹介
太田恵美子[オオタエミコ]
1940年旧満州ハルビン生れ。女史美術大学芸術学部図案科卒業。36歳で南大野小学校教諭、6年後小山中学校美術科教諭となり、緑が丘中学校を経て現在、麻溝台中学校教諭。全国学校図書館協議会・毎日新聞主催読書感想画中央コンクール審査委員、審査委員長を歴任。文部省科学研究費を受く。美術科教育の指導法で日本教育研究連合会表彰を受く。「夢塾」「青年夢塾」主幹、現在に至る
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