内容説明
ひみつの言葉を唱えると、勇気をくれる妖怪ごいっしょさん。でも本当は…。
著者等紹介
松本聰美[マツモトサトミ]
兵庫県生まれ。日本児童文学者協会会員
佐藤真紀子[サトウマキコ]
東京生まれ。挿絵や装画を担当した作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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papapapapal
47
読友さんのレビューに惹かれて手にした一冊。 4年1組内で流行った謎の妖怪『ごいっしょさん』の物語。ごいっしょさん、実は…このクラスの洋太が適当に考えた妖怪なんだけど、可愛らしい思い込みがまた別の思い込みを生んで、プラス思考の連鎖が止まらない! 友だちを元気にしたい、ちょっとだけ背中を押して欲しい…という子どもたちの純粋な気持ちが、ごいっしょさん旋風を巻き起こす♪ なんとも幸せな読後感!2021/10/03
みつばちい
37
読友さんのレビューを読んで、読みたくなり図書館で借りました。とっても心が温まるお話でした✨幼稚園の頃「妖怪博士」というあだ名だった妖怪好きの僕。クラスの友達に「ごいっしょさん」という妖怪について聞かれた。知らないと話したが、のちにその子がなぜそう聞いてきたのか分かり、ごいっしょさんを自分で紙に描いて渡す。自分が作った妖怪が、みんなが友達を思う優しい気持ちに乗せて次々人に渡っていき、誰かを勇気づける。最後には僕の元にその紙が帰ってきて、、?ラチとライオンを思い出した。そばにいるだけで勇気が出ることあるよね!2021/09/26
かおりんご
22
児童書。妖怪博士でも知らない「ごいっしょ」さん。悔しさのあまり、捏造したのだが、、、ごいっしょさんをめぐる短編が繋がっているので、朝読書にも良さそう。勇気が湧いてくる話。一人読み向け。2021/10/13
白雪ちょこ
17
悩みを抱えていた、一人の男の子から「ごいっしょさん」という妖怪が生まれた。 人にいいことをすると、巡り巡って自分にもいいことが返ってくる。 そんな大切な行いが、この「ごいっしょさん」という妖怪を通して、伝えられているように思えた。 小学生達の、それぞれの小さな悩み。 しかし、個人的にはとても大きなこと。 それを、誰かと一緒ならば乗り越えられる。そんな暖かく、どこか心がほっこりするような優しい物語だった。2023/04/27
みよちゃん
12
ごいっしょさんの妖怪を作ってしまった関くん。次々に可愛い妖怪の絵が悩んでいる子に勇気を与えてくれる。2021/01/23