内容説明
絵里のパパは、コーヒープリンしか作れないケーキ屋だ。そんなパパが、手製の着ぐるみで、パンダやコッコさんの格好をするのが、絵里は恥ずかしくてたまらない。ある日、友だちに、そんなパパの姿を見られて…。だが、病院のボランティアで、子どもたちのはじける笑顔を見た絵里は、パパの着ぐるみにかけた思いと、そのすばらしさに気づいていく。
著者等紹介
西村友里[ニシムラユリ]
1957年、京都に生まれる。京都教育大学卒。京都市内の学校に勤めて創作をつづけている。2008年、日本児童文芸家協会第13回創作コンクールで優秀賞受賞。他の作品に桜小路商店街を舞台にした「オムレツ屋へようこそ!」(国土社 第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)などがある
三村久美子[ミムラクミコ]
東京都出身。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。