うさぎのラジオ

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  • サイズ A5判/ページ数 78p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784337336124
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8391

内容説明

小さな黒いうさぎの月丸は、ちなみと大のなかよし。ある日のこと。月丸の耳の中から、ちなみの小ゆびのさきぐらいの、小さな黒いはこのようなものが、こぼれ落ちました。ちなみがそれを耳にあてると、ふしぎなこえが…。うっとりと耳をかたむけていると、それはとつぜん―。

著者等紹介

島村木綿子[シマムラユウコ]
熊本県生まれ。主な作品に詩集『森のたまご』(銀の鈴社三越左千夫少年詩賞)などがある

いたやさとし[イタヤサトシ]
1999年・2002年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

31
ちなみちゃんが飼っている黒うさぎの月丸の耳から黒い箱が落っこちました。なんとうさぎにラジオ!面白くて夢中になったちなみちゃん。そこに飼い主に捨てられたうさぎのニュースが。車に轢かれた!鳥たちがサスケ(捨てられたうさぎ)の情報を伝えてきます。ちなみちゃんは思わず助けに走ります。無事保護して獣医さんへ。よかったね。月丸君、ちなみちゃんを頼ったようで、深謀遠慮はさすが。2023/03/02

☆よいこ

31
ちなみは小さな黒うさぎ[月丸(つきまる)]を飼っている。ある日、月丸の耳から小さな箱みたいなものが出てきた。耳に近づけてみると、それは[うさぎのラジオ]だった。うさぎのラジオ放送はとっても楽しい。ちなみはうさぎのラジオを聞いて、町の様子やうさぎの世界を知る。▽小学校低学年向け。ほのぼの系かと思ったら、行方不明になったうさぎ[サスケ]を助けに走る展開にちょっとドキドキ。2018/06/12

詩 音像(utaotozo)

31
ラジオ好きとしては、大いに気になるタイトル!と、図書館でパラパラ開いてみた。本当のラジオの話じゃなさそうと、戻しかけたが、とにかく借りてみた。うさぎ社会のラジオという架空設定ながら、ラジオの楽しさ、情報の伝わる感じ、自分の名前がラジオで呼ばれる不思議さと興奮をよく捉えている。作者もラジオが好きなのか。読者の子供たちが、これをきっかけに本物のラジオを聞いてくれるようになれば、ラジオ好きとして嬉しい。ラジオがないという家庭が多い昨今、子供が「ラジオ欲しい!」と言ったら、ぜひ買え与えてやってと、切に願う。2015/07/05

のり

11
可愛いお話!ちなみちゃんちで飼っている黒いうさぎの月丸の耳からコロンと落ちたものは、なんとうさぎの世界のラジオ!ちなみはそのラジオを聞くのに夢中になる。ある日 ケガしたウサギの話をきいて……うーん、このお話大好き!オチ?もすごくいい!2023/04/09

しずか

11
表紙や挿絵のうさぎ(耳の毛づくろいが特に♪)がかわいくて、図書館で娘と借りてきました。うさぎ用のラジオなのに、ちゃんと人間の言葉で聞こえるところが何ともかわいいww ラジオのプログラムもなかなか凝っていて、ちなみちゃんが夢中になっちゃうのもよくわかる。私も聞きたいw(^^ 迷子のサスケが無事に見つかってよかった。その後は書かれてなかったけど、きっとちなみちゃんの家で月丸といっしょにかわいがってもらえるよね! 2013/12/22

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