内容説明
漫才師になりたい高砂充。漫才作家の父親を持つ北野望。充のたっての頼みで二人は漫才コンビを組むことになったが…。中学生二人の友情を描く物語。
著者等紹介
広畑澄人[ヒロハタスミト]
1966年、大阪市生まれ。業界紙記者、コピーライターなどを経て、第5回「童話の海」に入選、第2回「中部電力児童文学賞」優秀賞
佐藤真紀子[サトウマキコ]
1965年東京都に生まれる
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感想・レビュー
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えもん
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児童文学を読み慣れていないためか、場面の切り替わりの素早さについていけないことが多かった。児童文学ってのは物語重視であって、文章や流れは気にしなくていいってことかな。わかりきったラストなのに、感動する。「この本を買い取りたいくらいです」この一文最高。読後も、お父さんの病状を本気で心配してしまう。本に引き込まれたってことかしら。2012/12/12
ねがい
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ほな、行こうか」からの体当たりで得ていくところに非常に好感が持てる。短い話の中に挫折感や焦りや気まずさ、そして成長がバランス良く入っていて、満足感があった。お父さん素敵。2011/02/13