イルカにあいたい―難病の少年、正ちゃんの願い

こやま 峰子【文】/大島 妙子【絵】

国土社（2000/11発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 26cm
• 商品コード 9784337330337
• NDC分類 E
• Cコード C8091

内容説明

正ちゃんは４歳のとき、「ムコ多糖症」という病気であることがわかりました。薬や治療法はありません。骨髄バンクからの提供をうけ、骨髄移植を受けました。しかし、残念ながら生着せず、骨髄移植は失敗に終わっています。正ちゃんが沖縄の海で起こした小さな奇跡。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒラ[e-mail]]

【再読】大人のための絵本

2023/10/06

[anne＠灯れ松明の火]

遠い方の平置きで気になったものをいくつか読んだ。”難病”に思わず……。「ムコ多糖症」という数万人に1人の病気になった正ちゃん。病状が進み、言葉も表情も少なくなっていく。そんな時、イルカに興味を示したので、ボランティアさんたちの協力で、沖縄へ行けることになった。正ちゃん、イルカと触れ合えるかな？　その時、どんな顔をするのかな？　お母さんによる”あとがき”に、胸が痛くなった。

2014/07/12

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

保健士さんに借りた本。『ムコ多糖症』とは、話すことも体をうごかすことも出来なくなっていく病気、薬も治療法もない難病です。4歳で発祥した正ちゃん。ずっと病院暮らしの正ちゃんを、お母さんはボランティアの手も借りて、沖縄のイルカに会いに行きます。楽しい時を過ごした正ちゃんは、小さな奇跡をお母さんにくれました。

2019/10/22

[suiu]

時間に余裕があれば、お母さんによるあとがきも子どもに読み聞かせてあげてください。

2015/05/26

[nakiyuka]

正ちゃんが涙するページで私も感動する。 たくさん楽しい時間を過ごして欲しい。

2019/08/13