内容説明
継父が無理強いする結婚話から逃げるため、リーラは伯母を頼って海を越え、オランダに渡った。ところが、愛する伯母には会えたものの伯母は手術しなければ余命いくばくもない体のうえ、手術には莫大な費用が必要だった。そんな折、リーラの絵の才能に目をつけた画商が金になるという話を持ち込んできた。有名画家の絵を模写し、本物と称してとあるイギリス侯爵に渡せばいい、というのだが…。
感想・レビュー
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かおりん
26
ダイアナ妃が好んで読んでいた著者の本はどんなのか気になって借りる。ハーレクイン・ロマンスの先駆けともいうべき内容。義父に結婚話を無理強いされナニーとイギリスを脱出するリーラ。伯母に頼ろうとしたものの余命は僅か。リーラの絵の才能に目をつけた画商に唆され、金が必要な彼女は侯爵に贋作を渡す。伯母は亡くなり寄る辺のないリーラはイギリスにもどらなくては…侯爵も彼女を愛し、気持ちを探る。紳士なら自分から気持ちを伝えてほしかった。結ばれたけどなんかモヤモヤwwwフェルメールのターバンの少女。2023/06/03