出版社内容情報
思春期の読者が自分と他者の性を大切にしていけるよう、さまざまな性のありかたを学ぶことができるシリーズ。手にとるのが恥ずかしくない大きさやデザインを採用し、柔らかいイラストやマンガを通して、学校や友人関係などで生じる具体的な悩みや疑問を1つずつ丁寧に紹介していきます。シリーズ第1弾のテーマは「ジェンダー・アイデンティティ」です。
内容説明
「あなたのジェンダー・アイデンティティはなに?」この質問に答えられなくても、大丈夫。なぜなら、性別は揺れ動くものだから。思春期のあなたに必要なのは、考えて、試して、悩むこと。自分の性を知ることは、自分を知ること。性について考えることは、まわりの人を大切にすること。一緒にジェンダー・アイデンティティについて考えてみようよ。
目次
第1章 ジェンダー・アイデンティティってなんだろう(まんが 男子って言われると、モヤモヤするのはなぜ?;ジェンダー・アイデンティティってなんだろう?;ジェンダー・アイデンティティのきほん;いろいろなジェンダー・アイデンティティ;「その性別」として、どうありたいか;シスジェンダーとトランスジェンダー;まんが モヤモヤしたままでもいい。自分は自分)
第2章 みんなが気持ちよく過ごすために(まんが 制服を選ぶことは、性別を選ぶこと?;あなたとまわりの人、みんなが気持ちよく過ごすために;絶対に差別をしない人って本当にいるの?;性の違和感を緩和するために医療や法律でできること;カミングアウトする?しない?;カミングアウトされたとき;もしもあなたがアウティングを……)
第3章 性の多様性ってなんだろう(まんが LGBTの人がいるから、性は多様?;あなたもわたしも多様性をつくるひとり;自分の性についてもっと知るために;「性」にかかわることば;もっと知りたい・話を聞きたい)
著者等紹介
佐々木掌子[ササキショウコ]
臨床心理士、公認心理師。GID(性同一性障害)学会理事。明治大学文学部心理社会学科臨床心理士専攻准教授。医療機関等で性別違和のある子どもとその家族に対するカウンセリングを担当。2008年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得満期退学。2010年博士号(教育学)取得、日本学術振興会特別研究員PDに採用。2011年トロント大学留学。2013年より立教女学院短期大学現代コミュニケーション学科専任講師。2018年より明治大学文学部心理社会学科臨床心理士学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
山口
ヒラP@ehon.gohon
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天茶
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