内容説明
クールベ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガンたち19世紀後半にフランスで活躍した画家たちの、時代の変化にともなう作風や生きかたを、わかりやすく描きだす。
目次
風景のとらえかた
写実主義(レアリスム)
印象主義が生まれるまで
印象派の写実主義
光を描いた画家たち―モネとルノワール
写真の発明
ジャポニスム
ドガ
セザンヌ
点描主義〔ほか〕
著者等紹介
メイソン,アントニー[メイソン,アントニー][Mason,Antony]
美術史、歴史、地理、探検史の分野で活躍している作家。すでに、著書は子ども向け、大人向けをあわせて50冊以上にのぼる。ベルギーやフランドルにも精通しており、ガイドブックも多数手がけている。現在は、ベルギー人の妻ミリアムと息子のロレンスとともに、ロンドンに在住
武富博子[タケトミヒロコ]
東京都生まれ。幼少期の多くをメルボルンとニューヨークですごす。上智大学法学部国際関係法学科卒業。銀行勤務を経て翻訳の世界へ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
14
セザンヌ展のために。時代のせいか命を削って作品を作り続けたという気がする2012/05/03
drago @高校野球観戦中。
8
見開き2ページで一人の画家を紹介するかたちで、印象派直前の時代から後期印象派まで、代表的な画家と作品を分かりやすく解説してくれる。 ■子ども向けだけど、素人のおとなも楽しめる。 ■多数存在するモネの『睡蓮』の良さが今までよく分からなかったが、オランジュリー美術館所蔵『睡蓮』の水面の美しさが特に印象的だった。 ☆☆☆☆2017/01/12
二藍
6
印象派の先駆け、クールベやマネといった画家から、印象派全盛のモネやルノワール、さらにその後の点描主義や表現主義までの流れを追った本。2014/09/18
ぱに
1
印象派にしぼっているので良い。2014/10/06