内容説明
インドへ行って貧しい人のために働きたい。それがマザー・テレサの子どものころからの夢でした。やがて夢は現実に。１８歳でシスターとなったテレサは、インドのカルカッタへ修道院付属学校の教師として派遣されます。しかし、そこはテレサのもとめた貧しい人のいるところとは別世界でした。自分がほんとうにしたいことは？悩むテレサに、ある日神の声が聞こえてきます。迷わずスラムにとびこんだシスター・テレサは、たったひとりで貧しい人たちのために働きはじめました。お金より愛をもとめたマザー・テレサの活動は、世界へ広がっていったのです。
目次
宣教師になりたい
ロレット修道会
シスター・テレサ、先生になる
カルカッタ
神さまの声が！
ベンガル地方とベンガル語
やすらかに天国へ行ってほしい
ハンセン氏病
世界へむけて
ノーベル賞
ノーベル平和賞受賞
マザー・テレサのメッセージ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nao1
5
子供と共読。マザーテレサの実家ではご両親が貧しい人に食事をふるまっていた。 日本では誰にも助けを求めずに孤独に飢え死にする人が増えている。「困ってるなら誰かに相談すればいいのに」と言う言葉はあるがそれができない、その「誰か」さえもがいない人間関係の貧しさがあると思う。マザーテレサが日本は心の貧しい国だといったことの本当の意味を知りたいと思った。「なにかをはじめるときはまごころをこめてしなさい。でなければ、なにひとつはじめてはいけません」は忘れないようにしよう。2015/03/11
