源義経〈2〉栄光をつかむ

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784337111028
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8391

内容説明

ひよどり越えの上で、義経は眼下の戦いを見ていた。生田の森の大手は、松明の動きからすると、源氏がたがくずれそうだ。鹿が二頭、ひよどり越えをくだっていった。霧がわいていた。「この霧はわれらに味方する!」と、義経は言った。「よいか、みなの者。馬どうしの腹をつけるようにして落とせ。馬はおたがいをかばいあう。馬に猿どもを乗せよ」。伝説を生んだ悲劇の武将。新しい源義経像が、あなたを魅了する。

著者等紹介

二階堂玲太[ニカイドウレイタ]
本名、小嶋房治。1943年神奈川県に生まれる。第34回池内祥三文学奨励賞受賞。日本文芸家協会会員・日本ペンクラブ会員・新鷹会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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