内容説明
くいしんぼうのおばけナンダッケはあるとき、「いっしょだとおいしいね」といっておいしそうにおやつをたべている男の子たちをみかけた。へえ、「いっしょ」だと、あじがかわるのか?ナンダッケにはわからない。だって、ナンダッケはいつだってひとりだったからね。そんなとき、いきなり声をかけられたんだ「きみはだれ?ねえ、いっしょにあそぼうよ」。
著者等紹介
巣山ひろみ[スヤマヒロミ]
「雪の翼」で第20回ゆきのまち幻想文学賞長編賞、『逢魔が時のものがたり』(学研教育出版)で第42回児童文芸新人賞受賞。日本児童文芸家協会会員
石川えりこ[イシカワエリコ]
絵本・児童書をはじめ、雑誌・広告など、多方面でイラストを描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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退院した雨巫女。
10
《私-図書館》やっと友達が、できたのにね。思い出まで、食べちゃねぇ。でも、やっぱり美味しかったか。2014/06/17
のん
0
(未読)2020/03/08
Kana
0
おばけのナンダッケの食べ物は”人の考え事” 唯一出来た友達の考え事も食べてしまいナンダッケの事を忘れてしまうけれど、虹を見て「あれ?思い出せないけれど大切だった気がする」と男の子は言ってくれた。何かを見たときにふと思い出すっていいなぁ。。多分完全には思い出せない。。絵は石川えりこさん。ナンダッケがお餅?マシュマロ?みたいでめちゃくちゃかわいい。通ってる図書館に石川えりこさん本人の絵が飾られてて興奮した。和む。癒される。2018/04/20
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