内容説明
あたし、ポーリーン。お姫さまよりも騎士になりたい女の子。ファルコンヒルのお城で行儀見習いをしながら、あこがれの剣を習えることになって、はりきっていたら、従者をめざす異国帰りの風がわりな少年シオンに出会ったの。そして、一角獣の卵をめぐる騒動の裏には、グリフェンの影が!?貴婦人修行の毎日は、ドキドキの冒険がいっぱい。
著者等紹介
円山夢久[マルヤマムク]
東京都出身。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程修了。『リングテイル―勝ち戦の君』で、第6回電撃ゲーム小説大賞受賞。日本児童文学者協会会員。創作技法講座「大人の文章塾・夢久庵」を主宰
ひだかあみ[ヒダカアミ]
兵庫県神戸市出身。成安造形大学デザイン学科イラストレーションクラス卒業。関西で個展を開き、フリーのイラストレーターとしてロゴマークやイベントキャラクターのデザインなどで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
40
ポーリーン③子供向けファンタジー。12歳の誕生日に稽古用の剣をもらったポーリーンはいよいよ訓練場デビュー。従者を目指す少年たちや小姓の少年たちと一緒に稽古に励む。そんな中、〈角森(つのもり)〉で一角獣の角の密猟と貴重な一角獣の卵の盗難事件がおきた。卵は無事に保護されたが、魔物の少年グリフェンの謀略で一角獣たちが危機に陥る。▽まだまだ続きそうな勢いなのだけれど、2012年にこの巻が発行されて以降続刊無し。2019/10/29
あまぐり。
1
子供達が生き生きしていてとてもよかったです……ここで終わりはちょっと寂しいな。次の場所に行ってしまうと起きる事件が難しくなっちゃうかな…政治とか戦争とか?うん、すごく読みたいです、この位の年の子の目線でのそういう話。2013/11/27
ミィ
1
シリーズ3巻目。これで一応、一段落なのかな。どの巻もそれぞれ綺麗にまとまってて良かった。せっかく新キャラも出てきたし、世界観も魅力的なので、 ぜひとも続編を期待したいところ。2013/01/16
流菜
0
これで終わりだとちょっとさみしいです。 ポーリーンが誰とくっつくのかや、十二騎士になれるのかなど、続けようと思えばできそうな終わり方なので、その後を期待してます。2015/07/06
チタカアオイ
0
【図書館】ひだかあみ・絵2013/02/11