絵本むかしばなし傑作選<br> 虫めずる姫ぎみ

絵本むかしばなし傑作選
虫めずる姫ぎみ

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  • サイズ B5判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784337095120
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

18
『堤中納言物語』を原典とした絵本です。 古文の言い回しがところどころに入っていて、少しとっつきにくいところはありますが、古文の世界から舞い戻ると、逆にとても平安時代のことや言い回し、和歌の世界まで深みを加えてくれています。 お歯黒、平安時代の描かれた眉が当たり前だった時代に、美しいものこそ愛でるものの青虫などはもってのほかという時代に、「自然でいいじゃん」とありのままの自分で生きたお姫様のお話です。 子どもにしてみれば、あれこれ決めごとに従ってばかりの社会の方がおかしいでしょう。2022/12/01

いろ

12
前から読みたかった絵本,村上豊さん絵を読むつもりだった;;; でもマイナーだけど,この絵本もよかった。10歳男児は「お話はまあまあだったけど,虫がいっぱい出てくるからよかった。」中表紙の車をひくカブトムシを虫たちが見守る絵はじめ,いろんな虫が描かれている。生きた虫だけでなく,姫の衣装や家具にも虫の絵があしらわれているのが面白いとの事。キリリと切れ長の目の姫が美しい☆ 蛇に震える姫を助けようとする父の親心にほっこり。男の人に見られても…言葉と裏腹な姫の様子に,まだ恋心を理解できない幼い我が子はポカン^^2018/03/18

onion

0
古典読み聞かせ候補。絵も文章もまずまずだけど、やっぱり内容が小学生には難しいかな。2014/05/15

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