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語りつぐ戦争平和について考える
あの世からの贈りもの (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 110p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784337071261
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8391

内容説明

愛する者と引きはなされ、食べるものもなく、住むところを失い、人が人を信じられなくなる、そんな戦争の悲惨な現実のあれこれを語りつぎ、平和について考えるためのつぶよりのお話集。

目次

あの世からの贈りもの
青い火
馬の鼻汁
戦友
パラシュートの中の手紙
右足をなくして
おさななじみ
大佐をけとばした上等兵
応召のがれ
涙川
帰ってきた息子

著者等紹介

小沢清子[オザワキヨコ]
東京に生まれる。日本児童文学者協会会員。日本民話の会運営委員

松谷春男[マツタニハルオ]
1920年、東京に生まれる。漆工芸家。東京美術学校(現東京芸術大学)卒業、日展などに出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女。@新潮部

13
《私-図書館》戦時中の暮らしが、つらく、怖くて、先を読むのが、つらかった。繰り返したくない。戦争はしてはいけない。2021/09/02

火星人碧

0
語りつぐ戦争のシリーズ。戦争のなかの「日常」の一片を切り取って読ませる短い物語が11篇。どれもこれもが悲しく生々しい。長くトラウマになって触れらなかった戦争について書かれた本を最近はよく読むようになった。戦友の母に会いにゆく「戦友」、敵兵に思いを馳せる「パラシュートの中の手紙」、仲良しを殺さねばならなかった兵士の話「おさななじみ」、母の住む家の前まで帰ってきて力尽きた男の話「帰ってきた息子」……。こういうものが今でも小学校の教科書に載るのだろうか。子供にも読まれるといいと思う。2021/06/04

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