内容説明
「人生は、たのしまなくては!」が口ぐせだった、のんきなフェルナンおじさんが、ぼくと妹に、ばく大な遺産をのこしてくれた。ただし、うけとるためには、ヘンな条件がついていた。ある女性のために、おじさんの“ゆうれい”を出してほしいという。二人のゆうれい作戦がはじまった!しゃれたタッチでおくる、ちょっとせつない恋のユーモア・ミステリー。
著者等紹介
メナール,ジャン・フランソワ[メナール,ジャン・フランソワ][Menard,Jean Francois]
哲学を専攻した後、何人かの映画監督の助手を経て、子どもの本を書きはじめる。ロアルド・ダールの作品や「ハリー・ポッター」シリーズの訳者でもある
長谷川たかこ[ハセガワタカコ]
13歳の時、はじめて訪れたフランスに強い印象をうけ、上智大学仏文科卒業後、パリ大学へ。日本で翻訳家として活躍の後,在仏15年。フランス人作家との間の一男一女の母であり、現在はパリを紹介するサイトのWEBマスター
かたおかまなみ[カタオカマナミ]
静岡生まれ。現在も静岡にアトリエを持つ。画家のさいとうまり氏に師事し、若くしてデビューを果たす。「ナツカのおばけ事件簿」シリーズや「だいすき朝の読み物75話」などのさし絵や雑誌のイラストなどで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。