出版社内容情報
転校初日から個性的な小学校でのありえない洗礼に戸惑いっぱなし、つっこみっぱなしで、ついつい吹き出してしまう新感覚のショートショートが爆誕。ユニークなクラスメイトや先生に、ぶっとんだ授業や遠足、ヘンテコなお店まで、こんな刺激的な小学校生活を送れれば楽しいやら疲れるやら、読者を迷わせること、まちがいなし!
内容説明
予想のななめ上をいく新感覚ショートショート爆誕。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
大阪府出身。2003年『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)で第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞の佳作となりデビュー。ドラマや漫画のノベライズも手がけている
TAKA[タカ]
イラストレーター。児童・中高生向け読み物の装画・挿絵や教材のイラストを数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
16
『晴れた日は図書館へ行こう』の緑川さん新作。一風変わった小学校にやってきた転校生の話。ボケの量が渋滞している。にも関わらず、主人公のツッコミも激しくないので、「何を読ませられてるんだ?」みたいな感覚に陥る。1話1話も短く、コロコロとか好きな世代にうけそう。緑川さんはホラーもメディアミックスも描けるし多才だ。#NetGalley2025/06/07
鳩羽
3
転校生のためのマニュアル本を片手に、多少緊張しながら山田山小学校に転校してきた木村くん。けれど、記念すべき200人目の転校生と薬玉を割られたり、お昼の校内放送で校長がDJをしていたり、授業時間が足りないと科目が合体する合同授業になったり、と、変なことばかりが起こる。クラスメイトも変わった面々ばかり。木村くんはツッコミに忙しく…。短編というか掌編の短い話ばかりで、それはないやろとツッコミたくなるしょうもないネタが満載で楽しい。子供達には、ルールや決まりごとの隙間をついて、こんな風に自由に空想して欲しいもの。2025/11/16
小説大好き
2
普段こういう系は読んでも読書メーターに登録しないのですが、これは面白かったので登録します。面白かったというのは文学的に興味深かったという意味ではなく、笑える小ボケが面白かったという意味です。癖は強いけど毒のない登場人物たちも面白いし、学校の制度やところどころお披露目される町の様子も面白いです。深く読み込むような本ではないにも関わらず、2回読んでしまいました。お気に入りのキャラクターが見つかるとますます楽しめるはずです。この先巻数が続いていくのかは分かりませんが、続編が出たら読むと思います。面白かったです。2025/06/22
kira
1
新しい学校はドキドキするもの。できるだけ目立たず、早くなじみたいと思っていると、転校初日から大歓迎。なんか普通の学校と雰囲気が違うと思っていたら、勉強の仕方もクラスの係の仕事も想像を超えたものだった!2025/10/06
きい
1
めちゃめちゃ面白い。読みやすいしわくわく。学校の怪談的なものが得意な緑川さんだと眺めてただけだったけど文章うまい。続編が楽しみ。2025/09/27




