シュルレアリスム叢書<br> パリの最後の夜

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シュルレアリスム叢書
パリの最後の夜

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336077035
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

出版社内容情報

〈シュルレアリスム叢書〉創刊!
『ナジャ』と並ぶ、謎めいたファムファタル

1920年代の夜のパリ。謎の女ジョルジェットにいざなわれた語り手はセーヌ河岸で犯罪を目撃する……。
ジュルジェットはパリだ、パリの夜そのもの。幻想・神秘・偶然は、この娼婦のファムファタルの圏内でうごめく―『ニック・カーター』を愛読していたスーポーが綴る犯罪小説は、読者を闇の迷宮へと誘う。
『ナジャ』と比べて味わいたい、パリとパリの女の驚異を描いたシュルレアリスム小説。

初訳短篇『オラス・ピルエルの旅』『ニック・カーターの死』を併録。



〈シュルレアリスム叢書〉全5巻【四六判上製・筒函入】

20世紀最大のアヴァンギャルド、次の100年へ。

A.ブルトン、P.スーポー、P.エリュアール『磁場・処女懐胎』中田健太郎 訳
フィリップ・スーポー『パリの最後の夜』谷昌親 訳
ロベール・デスノス『ワインが樽から抜かれたら……』谷昌親 訳
ルネ・マグリット『目に見える詩 マグリット著作集』利根川由奈訳
レオノーラ・キャリントン『石の扉 キャリントン中・短篇集』野中雅代 訳


【著者紹介】
フィリップ・スーポー
Philippe Soupault 1897-1990

1897年パリ郊外のシャヴィルで生まれ、1990年にパリで死去。フランスの詩人・作家・ジャーナリスト。アンドレ・ブルトンやルイ・アラゴンとともにダダの冒険に参加。1919年ブルトンと自動記述の実験をおこなって『磁場』を執筆し、1924年ブルトンが発表する『シュルレアリスム宣言』を待たずに、シュルレアリスムを事実上誕生させた。1926年シュルレアリスム運動から離反。1938年ファシズムの放送局に対抗する「ラジオ・チュニス」を創設。その後、アルジェリアを経由してアメリカ大陸に亡命しつつも、対独レジスタンス運動に加担する。1945年フランスに帰国。文学のみならず、美術・映画評論を手がけ、世界中を旅して紀行文を書くなど、幅広い活動をおこなった一生だった。邦訳に『磁場』(ブルトン共著、『アンドレ・ブルトン集成 第3巻』所収、人文書院)、『流れのままに』(白水社)など。


【訳者紹介】
谷昌親

1955年東京生まれ。早稲田大学教授。専攻はフランス現代文学・イメージ論。1987年レーモン・ルーセルについての博士論文でパリ第三大学第三期課程博士号を取得。主著に『詩人とボクサー――アルチュール・クラヴァン伝』(青土社)、『ロジェ・ジルベール=ルコント―虚無へ誘う風』(水声社)、共著に『シュルレアリスムの射程』(せりか書房)、『クレオールの想像力――ネグリチュードから群島的思考へ』(水声社)、訳書にミシェル・レリス『オランピアの頸のリボン』(人文書院)、同『ゲームの規則IV 囁音』(平凡社)、共訳にアンリ・ベアール『アンドレ・ブルトン伝』(思潮社)、ジル・ドゥルーズ『批評と臨床』(河出書房新社)など。

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