トゥーサン版 ルバイヤート

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トゥーサン版 ルバイヤート

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336075970
  • NDC分類 929.91
  • Cコード C0098

出版社内容情報

我らなど灰にすぎない 風が来たれば消え去る灰に

生と死と運命の瞑想、薔薇と盃の愉楽——聖書と並ぶ全世界的な古典『ルバイヤート』待望の新訳版。

原作の感覚と感情を見事に伝えることを完璧な技量で成し遂げたと評される、吹きゆく微風のように軽やかな、フランツ・トゥーサンによる大胆かつ流麗なフランス語散文訳版からの初めての邦訳。全170首を完訳、挿絵も多数収録。


【訳者紹介】

高遠弘美

1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院フランス文学専攻博士課程修了。明治大学名誉教授。著訳書に、『乳いろの花の庭から』、『物語 パリの歴史』、プルースト『失われた時を求めて』、ロミ『突飛なるものの歴史』『悪食大全』『乳房の神話学』、ロミ&ジャン・フェクサス『おなら大全』、ジャン・フェクサス『うんち大全』ほか。


オマル・ハイヤーム

1048-1131。ペルシャの学者・詩人。


フランツ・トゥーサン

1879-1955。フランスの東洋学者・作家。

内容説明

我らなど灰にすぎない風が来たれば消え去る灰に。生と死と運命の瞑想、薔薇と盃の愉楽―全世界的な古典『ルバイヤート』の待望の新訳版。フランツ・トゥーサンによる大胆で流麗なフランス語散文訳版からの初めての邦訳。全170首を完訳、挿絵多数収録。

目次

ルバイヤート(全一七〇歌)

著者等紹介

高遠弘美[タカトオヒロミ]
1952年生まれ。明治大学名誉教授。フランス文学者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

13
ちまちまと読んだ。訳が美しいので寝る前に十頁ほど音読すると疲れた心が癒やされる。ハイヤームが読者に語りかける調子で訳されているので温かい気持ちになる。一方でハイヤームが酒、女ばかり言うのに若干引いたが、酒好きの男性なら共感するのだろうか。死後の世界に天国なんてないから今を楽しめと刹那的な快楽をうたったものや、苦しいときはこう思って受け流すべしと励ましてくれる詩、死についての詩などの普遍的な内容の詩が多いため、十一世紀ペルシアとは異なる現代日本人にも刺さる。気に入った詩を暗誦できるようになりたい。2024/04/21

OHNO Hiroshi

6
素敵な装丁。挿絵の素晴らしさ。酒。生きる歓び。謳歌。何度でもそばに置いて繰り返し眺めて、読むこと。滋養。  2024.4.7記。訳者は高三時に母を亡くし、それから耽溺したチャーリー・パーカーが愛読していたのが本書と知る。麻薬中毒で自堕落な生活をしながらも、天才サックス奏者である彼を思い起こしていたそうだ。2024/03/16

法水

6
オマル・ハイヤームの四行詩集『ルバイヤート』をフランツ・トゥーサンがフランス語散文訳した全170首を高遠弘美さんが日本語訳。『ルバイヤート』の書名はもちろん知つてゐたものの、これほど人の命はいつ終はるか知れぬ、過去や未来に拘るのは意味がない、それより酒持つてこい、酒、と歌つてゐるとは知らなかつた。笑。高遠さんの翻訳が素晴らしいのは言ふまでもなく、早くも来年の日本翻訳大賞に推挙すべき作品が見つかつた気分。2024/02/24

nightowl

4
取り敢えず酒!もの皆すべて塵芥になるのなら、今の生を楽しもうではないか。そんな言葉が耽美的に語られる。翻訳のセンスを研ぎ澄ませた名訳。場末の酒場でも語られていそうなことをこんなにうつくしく語れるとは。読書人口が減っても名書は創られていることに安心の一冊。2024/05/29

朧爪うつら

4
大好きなプルーストの翻訳家さんが訳していて気になってた本!新刊コーナーでみつけてパラッと開いたら……ちょうどお酒の魔力にはまり始めているので運命を感じて借りました。ポエムだし読みやすい!2頁に1文字以上『酒』が入ってたのはびっくりしたけどwwアル中ポエムだ!!!でも思ってることまんま自分と同じで笑った。新鮮味はないけど同じ空気感持った文章読むのは癒しになるのですすーっと読了しました。2024/04/30

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