出版社内容情報
『川の名前』『ドードーをめぐる堂々めぐり』の著者が贈る〈堂々たるドードー小説〉!
第53回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書への選出をはじめ、第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞や科学ジャーナリスト賞2018・2021、第34回講談社科学出版賞などの数々の受賞歴を持つ川端裕人による待望の書き下ろし最新作!
科学記者タマキとゲノム研究者ケイナ。絶滅動物を偏愛する幼馴染ふたりは、江戸時代の日本に来た「ドードー鳥」の足跡と謎を追う旅に出る――スリリングで感動的な「絶滅動物小説」!
【著者紹介】
川端裕人
作家。1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部卒。1995年にノンフィクション『クジラを捕って、考えた』、1998年に小説『夏のロケット』で、執筆活動を始める。ノンフィクションに『我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス)、『「色のふしぎ」と不思議な社会 2020年代の「色覚」原論』(筑摩書房)、『ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って』(岩波書店)など。小説に『銀河のワールドカップ』『エピデミック』『空よりも遠く、のびやかに』(集英社文庫)、『声のお仕事』(文春文庫)、『川の名前』『青い海の宇宙港』(ハヤカワ文庫JA)などがある。
内容説明
科学記者の「タマキ」は、ゲノム研究者になった幼馴染「ケイナ」と二十年ぶりに再会した。ステラーカイギュウ、リョコウバト、オオウミガラス、ドードー鳥と孤独鳥…自然豊かな房総半島で過ごした小学生以来、絶滅動物を偏愛するふたり。カリフォルニアで最先端研究「脱絶滅」に取り組むケイナに触発されたタマキは、江戸時代に日本に来た「ドードー鳥」の謎と行方を追う旅へ出た。日本、アメリカ、欧州、そしてドードーの故郷モーリシャスへ。やがてふたりの前に、生命科学と進化の歴史を塗り替える、驚愕の事件が待ち受けていた―
著者等紹介
川端裕人[カワバタヒロト]
作家。1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部卒。1995年にノンフィクション『クジラを捕って、考えた』、1998年に小説『夏のロケット』で、執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夢追人009
みかん🍊
かんらんしゃ🎡
マリリン
ぽてち