感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
71
日本SF第一世代に翻訳家として並走し、浅倉久志と並び称された著者の初の単著。1500ページ(索引をこみで)の巨大な物体となりました。普通には読めないので、何十年も前に買ってしまっておいた、「分厚い本」に特化した書見台にのせると、なんとか読めるようになりました。1965年からはじまった伝説の『SFスキャナー』はヴォネガットの『タイタンのサイレン(妖女)」で開始。座談会のたぐいは未収録とのことですが、1977年初出の、森・石上・野田・伊藤による、「日本公開前のSWを語る鼎談」だけは、例外的に掲載されている。2025/05/13