内容説明
ドイツ・ロマン主義を具現した“元祖”芸術家小説。ホフマン、ルンゲも熱狂した、「ロマン主義の王」ティークがあらゆる時代の若者に贈る愛と青春の物語。ルネサンス期に画家デューラーの若き弟子が北へ南へと美を求めて遍歴修業。ゲーテとノヴァーリスをつなぐ文学史上の古典にして、笑いあり涙ありのエンタメ小説、本邦初訳。
著者等紹介
ティーク,ルートヴィヒ[ティーク,ルートヴィヒ] [Tieck,Ludwig]
1773年ベルリン生まれ。ドイツ・ロマン派を代表する作家・詩人。翻訳や編集活動でも活躍し、文壇の重鎮として存在感を示す。E.T.A.ホフマンなどロマン主義の後継の作家たちに大きな影響をあたえた。1853年に没す
片山耕二郎[カタヤマコウジロウ]
1983年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。共立女子大学文芸学部専任講師。専門はドイツを中心とした西洋近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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