内容説明
本書は、明治時代に冒険小説というジャンルの先駆者として活躍し、日本SFの祖とされた押川春浪の作品から、とくに幽霊を題材にしたものを集めた。本書に収めた作品は「万国幽霊怪話」「幽霊旅館」「黄金の腕輪」「南極の怪事」「幽霊小家」の5篇。西洋趣味と怪奇趣味が散りばめられたキッチュな味わいに明治文化の一面をみることができる。巻末に押川春浪関係年譜を付す。
著者等紹介
押川春浪[オシカワシュンロウ]
1876年(明治9)愛媛県松山市に生まれる。本名方存。日本キリスト教界の元老押川方義の長男。東京専門学校(早稲田大学の前身)在学中の1900年(明治33)に、冒険科学小説『海底軍艦』(文武堂)を発表。冒険小説界のスターとなり、数多くの傑作を残し、日本SFの祖と称される。また、雑誌『冒険世界』や『武侠世界』の主筆を務め、後進の作家や画家の育成に尽力。スポーツ社交団体「天狗倶楽部」を結成するなど、スポーツ振興活動を行う。過度の飲酒により、1914年(大正3)に38歳の若さで永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 大衆の反逆



