- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
内容説明
モナ・ショレは言う―『魔女』といえば、ルネサンス期の魔女狩り(裁判や火あぶり)の系譜に連なる、ほこりを被った女性蔑視のイメージがあるが、現代女性にとっては、あらゆる支配を逃れたポジティブなパワーを象徴している。
目次
あとを引き継ぐ者たちへ(過去の犠牲者ではなく、現代社会の犠牲者;目障りな女性を排除する ほか)
第1章 それぞれの人生(女性の自立にとって災いとなるもの;不正な生活保護の受給と自由電子 ほか)
第2章 子どもはいらない(子どもをつくらないというあらたな可能性;あらたな可能性に向けて ほか)
第3章 人生の絶頂である若さに酔いしれて(「ババア」のイメージを塗り替える;二〇歳を超えたらおばさん? ほか)
第4章 この世界をひっくり返す(女性と自然のために闘う;「何に対する秀逸さなのか」 ほか)
著者等紹介
ショレ,モナ[ショレ,モナ] [Chollet,Mona]
1973年、スイスのジュネーヴに生まれる。ジャーナリスト、エッセイスト。ジュネーヴで文学の学士号を取得後、フランスのリール・ジャーナリズム高等専門学校で学ぶ。『シャルリー・エブド』紙でフリーの記者をつとめたのち、2016年から『ル・モンド・ディプロマティーク』紙編集長。フェミニズム、マスメディア、現代の社会的・政治的表象に関する著作多数
いぶきけい[イブキケイ]
1964年、島根県生まれ。東京都立大学人文学部(仏文学専攻)卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふるい
TNdler
櫻田
モスラ
CBF