ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク

個数:

ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 13時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336073204
  • NDC分類 935
  • Cコード C0097

内容説明

アメリカが誇る伝説的カルト映画監督にしてバッドテイスト(悪趣味)の王様、ジョン・ウォーターズは66歳にして突如アメリカ横断ヒッチハイクを計画した。ボルチモアからサンフランシスコまで、それはウォーターズにとってのアメリカを再発見する旅となった。現実の旅の前の予行演習として、2つの中篇小説「最高の旅」「最悪の旅」が書かれる。新作映画の資金を現金でポンとくれる大金持ちの麻薬売人に出会ったり、サーカスに入ってフリークショーに出演したり、懐かしい映画仲間に再会したり、と最高に幸せなヒッチハイク。つづいて、考えうる限り最低で最悪なヒッチハイクで出会うのは、ウォーターズ映画マニアの親子、アル中の無免許運転手、ゲイ至上主義の過激派、狂った動物愛護運動家ほか多数!そして“事実は小説より奇なり”の言葉通り、最悪で最高な「現実の旅」が始まる。最後にウォーターズを待ち受けるのは果たして天国か、地獄か!?フィクションとノンフィクションで構成された新しい形のエンターテインメントにして、活字で読むジョン・ウォーターズ映画、そしてトウェイン~スタインベック~ケルアックに続く偉大なるアメリカ放浪者文学の誕生。

目次

プロローグ 我が道を行く?
起こりうるかぎり最高のこと
起こりうるかぎり最悪のこと
本物の旅

著者等紹介

ウォーターズ,ジョン[ウォーターズ,ジョン] [Waters,John]
1946年アメリカ・メリーランド州ボルチモアの中流家庭に生まれる。65年ニューヨーク大学映画科に入学、しかしドラッグ所持で退学となり、ボルチモアに戻って自主映画制作を開始。69年に初の16ミリ映画『モンド・トラッショ』を監督、それがプロの批評家の目にとまり映画マニアのあいだで話題となる。72年にはカルト映画史上の古典として不滅の輝きをもつ『ピンク・フラミンゴ』を発表、全世界にショックを与えて“バッドテイストの王様”として名を馳せる。以後、メジャー映画シーンで『ヘアスプレー』(88年)『クライ・ベイビー』(90年)『シリアル・ママ』(94年)などヒット作を監督。現在はショーのホストやエッセイストとしても活躍している。ボルチモア在住

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年大阪府生まれ。東京大学工学部卒。特殊翻訳家・映画評論家。著書多数。訳書、監訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

71
お下劣カルト映画監督だった人が66歳でボルチモアからサンフランシスコまでのヒッチハイク旅行記を書いてみた。というやつではっきり言っておきますが、半世紀前なら伏せ字一杯という代物で、良い子の読み物ではありません。ただ、このハチャメチャかげんが面白いんです。2023/07/12

こばまり

62
18歳の頃『ピンク・フラミンゴ』でショックを受けて以来敬愛してきた監督の著作が柳下毅一郎氏の翻訳で、しかも私が好物とする紀行文ありと知ったら、如何に高価でも持ち重りのするハードカバーでも買いだ。これぞまさに文字で書かれた映画であった。大満足。2023/01/03

たまきら

42
ボルティモアで最も悪名高い人といえばこの方でしょう。なんでまた66にもなってヒッチハイク?アナタそういうの一番ニガテなお方じゃないの?と突っ込みたくなりましたが、まあとにかくJW節が出だしからぶっ放され、もう笑いっぱなし。Dreamland、私の母校…懐かしいボルチモアネタがノスタルジック。ちょっとファンシーなスーパーでじ~っとシリアルを眺めていた不思議なカレを覚えています。彼が死んだ後も「この間ヒッチハイクしていたJWを乗せた」みたいなこと言われそう。いや~笑わせていただきました。長生きしてネ!2023/05/14

くさてる

29
いわゆる悪趣味映画の巨匠であり一般人にも知られた有名人でもある映画監督。そんな彼が66歳でアメリカ横断ヒッチハイクを計画した顛末を描いた一冊。現実の旅の前に演習としてヒッチハイクをした顛末を想定した「最高の旅」と「最悪の旅」と題した小説が挿入されているのだけど、最初、小説と気づかずに読んで「え、こんなことあり得るの」とびっくりしてしまった。そんな小説部分は、面白く感傷的な所もありつつも、まさにバッドテイスト味がすごくて、わたしの器では受け止めきれない感じでしたが、実際の紀行文の部分はとても良かったです。2023/04/05

ロア

21
読友さんのレビューに惹かれて読んでみた!(*'ω'*)ヒッチハイクをする前の脳内予行演習として書かれた、起こりうる限り「最高の旅」と「最悪の旅」は、下品でお下劣で吹き出さずにはいられない!そして、満を持してついに実行される「本物の旅」の顛末は…。映画3本立てを観終わったような読後感です(*´ω`*)2023/01/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19133643
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。