内容説明
写真の可能性を信じ、試し、教えた。広告写真の第一人者。ドイツ新即物主義に発し、写真の概念をくつがえした「新興写真」の旗手!
目次
第1部 金丸重嶺の生涯(戦前・戦中―一九〇〇(明治三三)年~一九四五(昭和二〇)年
戦後―一九四五(昭和二〇)年~一九七七(昭和五二)年)
第2部 新興写真とはなにか(新興写真の導入;新興写真の職業分野)
第3部 写真家金丸重嶺(金鈴社コマーシャルフォトスタジオ時代;初めての海外取材と武井武雄の肖像 ほか)
第4部 写真教育者金丸重嶺(日本の写真学校黎明期;日本大学専門部芸術科写真科と金丸重嶺 ほか)
著者等紹介
鳥海早喜[トリウミサキ]
1984年三重県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業、同大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程修了。サントリー美術館、東京都写真美術館学芸員補などを経て、日本大学芸術学部写真学科准教授。専門は写真史・写真表現研究、特に金丸重嶺の研究。企画展覧会として「金丸重嶺vs名取洋之助―オリンピック写真合戦1936」(共同企画)、「写真家金丸重嶺新興写真の時代1926‐1945」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。