内容説明
奴らは、いる―。「悪魔憑依」に挑む異色のアメリカ人医師が25年に及ぶ体験を赤裸々に綴った衝撃のドキュメント。憑依に陥ると体重100キロの男性を軽々と投げ飛ばす小柄な女性、悪魔祓いを受けると30分間も空中浮揚をした人物、トランス状態になると全く知らないはずの複数の異国語をわめいて暴れ回る女性、消息を絶った筋金入りの悪魔崇拝者…。数々の驚愕すべき症例をもとに、常識と科学を超越した「悪霊」「悪魔」の実在を、精神医学者がついに明証した!
目次
第1部 懐疑者から観察者へ(最初の旅―興味を抱いた学生;司祭来る―外的苛虐の観察;ジュリア、サタンの女王―その憑依と、驚くべき能力)
第2部 研究者にして診断医(霊による障害―憑依のスペクトラム診断;苛虐の種類の診断;心の問題―虚偽の事例およびその他の医学的課題 ほか)
第3部 相談役にして研究者―医師による擁護と警告(バーバラと見当違いの悪魔への恐怖―真実の記憶対偽りの記憶;最後の論争―悪魔祓いの濫用、および批判者、研究者、メディアに対する、憑依およびいわゆる超常現象の科学的情勢に関する最後の覚え書き)
著者等紹介
ギャラガー,リチャード[ギャラガー,リチャード] [Gallagher,Richard]
アメリカの精神科医。プリンストン大学卒業後、イェール大学医学部精神科専門医学実習生として訓練を受ける。ニューヨーク医科大学臨床精神科教授、コロンビア大学精神分析研究所教授会員、国際祓魔師協会会員。ニューヨーク州ヴァルハラにて開業医としても活動している。1990年代から「悪魔憑き」「憑依」の症例にたびたび遭遇し、医師・医学者としてその診断・治療に携わり、またこの問題に取り組むカトリック司祭、ラビなどの宗教的聖職者や祓魔師(エクソシスト)の相談役を務める
松田和也[マツダカズヤ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Homo Rudolfensis
佐倉
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KGG23
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