内容説明
幼き日の思い出、多忙な職業生活、そして老境の日々―厚生事務次官、宮内庁長官を歴任した元官僚が人生の折節に書き綴った珠玉の“由なしごと”九十八篇。
目次
第1章 思い出すあの日あの時―ゆく河の流れは絶えずして(十一月の陽光;焼けつくような ほか)
第2章 仕事の周辺のことども―面白きこともなき世を(男純情の;自虐私観 ほか)
第3章 身辺の由なしごと―遊びをせんとや(だぼ鯊か食わず嫌いか;聖母マリアのキウイ ほか)
第4章 少々怪しげな考察―ただ珍しく面白く(難読奇姓考;「コドモ」を大切に ほか)
著者等紹介
羽毛田信吾[ハケタシンゴ]
1942年、山口県川上村(現萩市)に生まれる。県立萩高等学校を経て京都大学法学部卒業。1965年、厚生省(当時)に入省。同省の他、北海道庁、内閣官房などに勤務。厚生事務次官を経て宮内庁次長、宮内庁長官を歴任。現在、宮内庁参与、昭和館館長、恩賜財団母子愛育会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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