内容説明
縄文時代の事だけしか載っていないマガジン『縄文ZINE』。本書はここから生まれました。現代人のリアルな約80の悩みに縄文的にバシリと回答したりしなかったり。話が噛み合わないことも多々あります。
目次
1(黒から整理整頓ができません;今付き合っている彼氏が彼氏なのかどうなのか;お給料は同年代の半分以下、なんだか取り残されているような ほか)
2(パンツトレーニング中の息子がいます;抜け感のある髪型にしたい;上司が弟キャラ ほか)
3(ブログのせいで睡眠時間がありません;草食系男子です。全然モテません;仕事の締め切りがまるで守れません ほか)
著者等紹介
望月昭秀[モチズキアキヒデ]
1972年、静岡県生まれ。株式会社ニルソンデザイン事務所代表/縄文ZINE編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
60
『縄文ZINE』。勿論わざわざ確認するまでもなく駄洒落。そんなZINEを持ち出しで発行するほど縄文好きな著者が、現代人の色んな悩みに縄文テイストで答えていく。矢部太郎なんかも相談してて面白い。ユルーっとした雰囲気の中、アナーキーな縄文漫画あり、気がつくと知らず知らず縄文に詳しくなれる。縄文時代は内紛なく続いた一万年。現代なんてたかだか二千年ちょっとだ。だから私たちは縄文の遺伝子をどこかで覚えているし、なんとなくロマーンを感じたりする。あと、縄文Tシャツがちょっと欲しくなる不思議。2019/04/05
紫陽花と雨
32
「悩みなんて貝塚にぽいですよ」「それって旧石器時代の考え方ですよね?」80個近くのお悩み相談に縄文人(の気持ちを想像して)が回答。途中お悩み相談が漫才と化していてますが「縄談だよぉ」とか言われちゃう緩い感じに、なんだか笑って癒される訳です。弥生にライバル意識燃やしてたり、土器とか土偶に例えられたり楽しい。私は弥生より縄文土器派、火焔式土器が好きです。♫縄文土器、弥生土器どっちが好き?レキシsongがずっと頭をよぎる本。https://m.youtube.com/watch?v=yAt1LBR2pJo2020/03/10
mariann
30
サクッと読むつもりがじっくり腰を据えて読み込んでしまった。貝塚スゲ〜!万能な場所だったんだな。捨てたり拾ったり文化を作ったり。縄文人の考え方は至ってシンプル。難しいことは逆にシンプルに考えて貝塚にポイだ。2021/06/23
かおりんご
29
なんだろう、お悩み解決自己啓発本的な?QandA方式で、縄文人(の気持ちになった著者)がお悩みに答えてくれる。ほんとくっだらなくて、悩みなんて貝塚にポイだよ!と思ってしまう。 ちょいちょい挟まれる縄文小ネタも好き。2019/01/10
K
27
この夏きっと来る縄文ブーム?に先立って読んでみた。約一万年も続いたということはきっと幸せな時代に違いないということで現代人が縄文人に悩みを相談する。ゆるい感じが癒されるしちょこちょこ出てくる縄文トリビアも面白かった。2018/06/04
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