内容説明
ティム・バートンにヒッチコック、俳優ヴィンセント・プライス…ホラーやSF、ちょっとレトロな映画の世界からインスパイアされた奇妙で可愛いスイーツ!キュートで震えあがる美味しいレシピが満載!
目次
焼き菓子の基本(ホワイトケーキ;チョコレートケーキ ほか)
春(フルーツバスケット・デザート;ブライドジラ・ケーキ ほか)
夏(クラブケーキ;アパラチア風ブレッドプディング ほか)
秋(塩キャラメルアップルパイ;秋の収穫ウェディングケーキ ほか)
冬(シナモンロールスネーク;黒と白のケーキ ほか)
著者等紹介
マッコーネル,クリスティン[マッコーネル,クリスティン] [McConnell,Christine]
カリフォルニア州ツイン・ピークス在住。「恐怖クッキーの女王」と呼ばれるフォトグラファー、スタイリスト、熱狂的お菓子作り愛好家、インターネットスター。作品にあらゆる要素を自ら手掛けており、着用している衣装の多くもお手製。雑誌や広告キャンペーンでも大人気のアーティスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
42
“ことデザートに関して[ダイエット][ライト][ローカロリー]は禁句。” いやいや、もっとアカンことある。色んな意味で震えあがる本。いかにもアメリカな大きくてしっかり甘そうでどぎつい色のお菓子たち。さらに形がもう~おそろしい。顔がついてるのとか、ヘビや虫の形のは嫌だな。中がケーキとわかっていてもリアルすぎて、もはや特殊メイクの域。ハロウィンの時に飾ってウワ~ってはしゃぐのにはぴったりそう。材料みたらおいしいはずだけど、形も味のうちだからなぁ。タランチュラクッキー、エイリアンのクッキーは、もはや罰ゲーム。2018/04/15
リコリス
36
「震えて作れ!」って帯にドキドキ。これはお菓子というよりハリウッドの特殊メイクみたい。バナナブレッドをバナナの形に焼いてクリームで黄色にしバナナの痛みグレーズを作って筆で痛みを再現するのは本物っぽくて面白そうだけど絶叫ベリーとか毒りんごパンチとか怖すぎる。自分の世界を楽しんでいる著者もツイン・ピークス出身とかできすぎ(笑)2019/04/20
ヘラジカ
31
グロテスクだったり悪趣味なだけではなく、ユーモアたっぷりな可愛らしいお菓子も紹介されている。実際に作るかどうかはともかくとして、眺めているだけで楽しいレシピ本なのでプレゼントなどに丁度良いかも。装丁自体がお洒落でハロウィンの時期には飾るだけでインテリアとして機能しそうだ。出版が遅れたのは痛手だったろうなあと想像せずにはいられない。自分もInstagramをやる機会があったらこの本の作者は真っ先にフォローしようと思った。(2017・72)2017/11/06
ロア
20
超美人なクリスティンお姉さま手作りのブラックで毒々しい悪趣味スイーツの数々!春夏秋冬TPO別に惜しげもなく披露してくださいます(´∀`,,人)♥*.飾り付けのアイデアも素晴らしく、オレオやブラウンシュガーで土を表現とか、ちょっと感動もの。そんな不気味なスイーツだけでなく、チョコのティーセットや豪華なウェディングケーキなどは優雅で美しくって、思わずため息♡(*´Д`*)どの写真も凝ったスタイリングで、写真集としても見応えありでした。2018/11/26
くさてる
20
アメリカのスイーツ愛好家による、楽しすぎるスイーツレシピ本。キャラ弁のようにリアルななにかを食べ物で作るネタは日本でもよく見ますが、レベルが違う。フランケンシュタイン、フェイスハガー、イチゴが牙をむく絶叫ベリ―……そのどれもがまっとうなお菓子であることはそのレシピを見れば明らかなのに、とてもじゃないけど再現できそうにない巧の技に、眺めているだけでも満足でした。その素晴らしいスイーツを著者自身が凝ったスタイリングで飾った写真も最高です。楽しかった!2018/04/14