内容説明
頭に銃弾を受けた若い女は、脳の一部とともに失った記憶を取り戻そうとする。「正常な」世界に戻ったとき、自分が普通の女ではなかったのではと疑う。追跡されている連続殺人犯なのか?それとも被害者なのか…?フランスSF大賞等受賞の人気作家ブリュソロの最高傑作ミステリー、遂に邦訳!
著者等紹介
ブリュソロ,セルジュ[ブリュソロ,セルジュ] [Brussolo,Serge]
1951年パリ生まれ。母親の精神障害のせいで不遇な幼年時代を送る。80年に発表した『病める都市の断面図』でフランスSF大賞を受賞。81年の『深淵に種蒔く人々』でアポロ賞受賞。その後SFのジャンルを超えて、幻想小説、ミステリー、歴史小説にも進出し、94年に発表した『真夜中の犬』でフランス冒険小説大賞を受賞。2000年からはサン=ジェルマン出版のマスク双書の編集主任も務める。2001年から刊行したジュニア向けファンタジー『ペギー・スー』シリーズは30ヶ国語に翻訳された
辻谷泰志[ツジヤヤスシ]
1949年生まれ。立教大学大学院文学研究科フランス語フランス文学専攻修士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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